滝根 哲哉(たきね てつや)


My Picture  大阪大学大学院 工学研究科 電気電子情報工学専攻
 情報通信工学部門
 通信ネットワーク工学講座 ロバストネットワーク工学領域 教授

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連絡先

経歴

研究内容

研究業績





平成13年6月に岩波講座インターネット 第5巻「ネットワーク 設計理論」が出版されました (初版2章、3章の正誤表)。




以下は、学部 平成20年度第2学期 2年次配当科目「情報通信数学 II」のうち 前半部分の資料(教科書の代わり)です。受講する学生は持参して下さい。




以下は、学部 平成20年度第2学期 2年次配当科目「通信ネットワーク工学」、 ならびに、3年次配当科目「通信ネットワーク工学 II」の資料 (教科書の代わり)です。受講する学生は持参して下さい。




以下は、大学院 平成20年度 第2学期配当科目「通信ネットワーク工学」の資料 です。受講する学生は持参して下さい。




以下は、関西学院大学理工学研究科 平成20年度夏期集中講義「情報数学特殊講義B」 の資料(教科書の代わり)です。受講する学生は持参して下さい。









連絡先

  〒565-0871 吹田市山田丘2-1
  大阪大学 大学院工学研究科 電気電子情報工学専攻 情報通信工学部門

  電気系E3棟 9階 916 号室 (アクセス


  電話06-6879-7740
  FAX06-6875-5901
  E-mailtakine at comm.eng.osaka-u.ac.jp


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経歴等


   昭和36年11月  京都市生まれ                    

学歴

   昭和55年 3月 大阪教育大学教育学部附属高校池田校舎卒業
   昭和55年 4月 京都大学 工学部 数理工学科入学
   昭和59年 3月 同上卒業
   昭和59年 4月 京都大学大学院工学研究科修士課程数理工学専攻入学
   昭和61年 3月 同上修了(修士論文
   昭和61年 4月 京都大学大学院工学研究科博士後期課程数理工学専攻進学
   平成元年 3月 同上修了(工学博士)                     

職歴

   平成元年 4月 京都大学工学部数理工学科助手
   平成 3年11月 カリフォルニア大学アーバイン校 計算機科学科訪問研究員(平成4年10月まで)
   平成 6年 4月 大阪大学 工学部 情報システム工学科講師
   平成 6年12月 大阪大学工学部情報システム工学科助教授
   平成10年 4月 京都大学大学院工学研究科数理工学専攻助教授
   平成10年 4月 京都大学大学院 情報学研究科 数理工学専攻 助教授に配置換
   平成16年 6月 大阪大学大学院工学研究科 通信工学専攻 教授
   平成17年 4月 大阪大学大学院工学研究科 電気電子情報工学専攻 教授に配置換え、
現在に至る                     

所属学会

  日本オペレーションズ・リサーチ学会 待ち行列研究部会
   電子情報通信学会
   情報処理学会
   システム制御情報学会
   IEEE ( Communications Society)

学外活動

   平成11年 5月 日本オペレーションズ・リサーチ学会 関西支部運営委員(平成19年4月まで)
   平成15年 5月 日本オペレーションズ・リサーチ学会 研究普及委員会委員(研究担当)(平成20年4月まで)
   平成16年 2月 Operations Research Letters, Area Editor of Stochastic Networks and Queues. (平成20年3月まで)
   平成16年10月 Queueing Systems, Associate Editor.
   平成17年 6月 The Sixth International Workshop on Matrix Analytic Methods (MAM6),
Beijing, China, June 11-14, 2008, Program Co-Chair. (平成20年6月まで)
   平成19年12月 The Third International Workshop on Tools for Solving Structured Markov Chains (SMCtools 2008),
Athens, Greece, October 20, 2008, a Technical Program Committee Member. (平成20年10月まで)

受賞歴

   平成 9年 4月 日本オペレーションズ・リサーチ学会 第25回文献賞受賞
   平成14年 4月 日本オペレーションズ・リサーチ学会 フェロー
   平成15年 3月 (財)電気通信普及財団 第18回 テレコムシステム技術賞受賞
   平成16年 5月 電子情報通信学会 論文賞受賞
   平成18年 5月 システム制御情報学会 論文賞受賞

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研究内容


通信トラヒック工学、待ち行列理論


 

 急速に開発が進む高速・高品質伝送媒体の潜在的能力を十分に引き出し、多 種多様な通信サービスを円滑に通信ネットワークへ収容するための通信ネット ワークの制御法ならびに設計法の確立を目指すのが通信トラヒック工学です。

 具体的には、ネットワーク設計/制御のための基礎理論である通信トラヒッ ク理論、通信トラヒック計測技術、各種トラヒックのモデル化手法と通信ネッ トワークの性能評価手法、ならびに統合型マルチサービス有線・無線ネットワー クにおける通信サービス品質保証法や輻輳制御法など中間レイヤの研究が中心 となります。

研究テーマの概要

 

 通信ネットワークにおける混雑は輻輳(ふくそう)と呼ばれます。通信 ネットワークの輻輳現象を理解し、快適でかつ経済的なネットワークを構築を 目指して下記のような研究を行っています。

1. 通信トラヒック理論に関する研究

 通信トラヒック理論の目的は、通信トラヒックの性質と輻輳現象との間 の関係を確率モデルを通じて究明し、輻輳現象を定量的に評価することです。 インターネットでは、テキスト情報(電子メールやwebページ等)、静止画、 動画、音声等、様々な情報が同じネットワークを使って伝送されています。こ れらの通信サービスから生成される通信トラヒックは、通信サービス毎に異な る性質を持つことが知られています。また、実際に観測される通信トラヒック はこれらが混ざったものとなり、非常に多様な性質を持つことになります。こ のため、通信トラヒックがもつ多様な確率的性質を表現可能な通信トラヒック の数学モデルの構築と、そのモデルに対する解析手法の確立が主なテーマとな ります。特に、通信トラヒックに典型的に見られる強い相関をもつ情報流のモ デル化とその解析手法に関して多くの研究を行っています。

2. 通信トラヒック計測ならびにネットワーク輻輳状況の計測・分析技術 に関する研究

 通信ネットワークの管理者にとって、運用している通信ネットワークが どのように動作しているかを知ることは極めて重要です。一方で、通信ネット ワーク、特にインターネットは地理的に広く分散しており、また、多数の管理 者が異なる通信ネットワークの結合体であるため、興味がある全ての地点で計 測を行うことは出来ません。また、基幹回線ネットワーク部分では大量の情報 がやりとりされるため、これら全てを逐一監視することにも多大な困難があり ます。そこで、目的に合わせた効率的な通信トラヒック計測技術ならびに通信 ネットワークの周辺部における計測結果から通信ネットワーク内部における輻 輳状況の推定技術など、確率的・統計的技法を援用して、効果的かつ効率的な 通信ネットワーク計測・分析技術の開発を行っています。

3. 各種トラヒックのモデル化手法と通信ネットワークの性能評価手法に関する研究 に関する研究

 通信ネットワークを流れる情報流は様々な通信サービス(アプリケーショ ン)から生成されたものであり、個々のアプリケーションから生成される通信 トラヒックはそれぞれ固有の性質をもっています。インターネットでは、現在 のところ、ホームページ閲覧に伴うトラヒックが最も多いのですが、最近、P 2Pによる通信トラヒックが急激に増加してきています。近い将来、通信ネッ トワークの輻輳状況を予測し、また、その輻輳状況を回避するためにどのよう な設備投資をすればよいかということを知るためには、個々のアプリケーショ ン毎の通信トラヒックの性質の把握ならびにそのモデル化を通じて、想定され る将来の通信ネットワークの輻輳状況の推定が欠かせません。このような状況 に対応するため様々な通信トラヒックのモデル化手法、ならびにそれらが通信 ネットワークに与える影響を定量的に評価するための性能評価手法の研究を行っ ています。

4. 統合型マルチサービス網における通信サービス品質保証法に関する研究

 従来の通信ネットワークは音声用、データ用といったように、伝送する 情報の種類が限定されたものが主でしたが、技術の進歩と共に、多種多様な情 報を一つの通信ネットワークを介して伝送するようになってきました。これを 統合型マルチサービス網といいます。統合型マルチサービス網では、伝送され る情報の種類によって、要求される通信サービス品質に違いがあります。例え ば、音声ですと、途切れることなく音声が伝送されるという、実時間制約がま ず問題になります。一方、データですと情報が正確に伝送されることが最も重 要となります。そのため、音声とデータでは異なる通信手続きによって情報伝 送がなされています。通信ネットワークにおいて輻輳が生じた場合、これら多 様な情報をそれぞれが要求している通信サービス品質を満足することが出来る ように、伝送順序等の制御を行う必要があり、これを通信サービス品質保証と 言います。そこで、様々な情報をそれらが要求する通信サービス品質を保ちな がら円滑に伝送するための通信ネットワークの制御技術に関する研究を行って います。



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問い合わせ先:takine at comm.eng.osaka-u.ac.jp